Conservation
view www.sr-j.com







Tips (A−Z) (ア-ワ)
Apache 世界でもっとも普及しているWebサーバの名称。特長としては、フリーウェアであること、多機能であること、動作が軽いこと、目的に応じて機能追加が行い易いこと、などが挙げられる。主にLinuxなどのUnix系OSで広く使われているWebサーバであるが、Windows系OS版も存在している。語源は米陸軍レーダ搭載攻撃ヘリ(ボーイングAH-64Dアパッチ・ロングボウっかな)。
ASP Application Service Provider の略称。事業者がアプリケーションをデータセンターで稼動させておき、ユーザはインターネットでデータセンターに接続することで、アプリケーションの利用が可能になるサービスである。ASPを適切に利用することによって、使用するアプリケーションの購入やインストール、メンテナンスなどにかかる手間やコストを抑えることができる。
ccTLD country code Top Level Domain の略称。国または地域ごとに割り当てられたトップレベルドメインのことで、日本をあらわす「.jp」、イギリスをあらわす「.uk」、台湾をあらわす「.tw」などがこれにあたる。ccTLDはその国または地域にいる人や企業でないと取得できないものが多い。
DHCP Dynamic Host Configuration Protocol の略称。IPアドレスなどのネットワーク情報を自動的に割り当てるプロトコルのこと。DHCPを使うと簡単にインターネットに接続することができる。なお、DHCPの機能を持ったサーバをDHCPサーバという。
DMZ DeMilitarized Zone (非武装地帯)の略称。ファイアーウォールなどを介して内部ネットワークと外部ネットワークから隔離された場所のことを意味しており、Webサーバなど、外部に公開するサーバはこの場所に設置する。DMZに置くサーバにはグローバルIPを割り振り、内部ネットワークにはローカルIPを割り振る。ネットワーク的に分離されているので、問題が起きたとしても内部ネットワークが影響されることがない。
DNSサーバ Domain Name System サーバの略称。ドメイン名とIPアドレスの相互変換を行ってくれるサーバである。ネットワーク側から見てマシンの住所はIPアドレスであるが、人間であるユーザからすればドメイン名の方が扱い易い。そこでDNSサーバのような相互変換してくれる存在が必要となるのである。
 なお、例えば「www.sr-j.com」というホスト名に対応する「10.163.36.20」というIPアドレスを調べることを「正引き」するという。また逆に、「10.163.36.20」というIPアドレスから「www.sr-j.com」というホスト名を調べることを「逆引き」するという。
eコマース インターネットで決済を行う取引のこと。電子商取引とも呼ばれており、従来は企業間でEDI(Electronic Data Interchange)などの技術で電子化した取引をおこなっていたが、インターネットの普及によって一般的なユーザでも商取引をするようになってきた。これらの取引をeコマースと読んでいるが、最近ではインターネットを通じて行われるビジネス全般を指していうこともある。
ERP Enterprise Resource Planning の略称。人、物、金といった企業全体の経営資源を有効活用するために、統合的に計画管理して経営の効率化を図るための手法あるいは概念のこと。ERPを実現するソフトウェアのことをERPパッケージといい、多くの企業でさまざまなERPパッケージが導入されている。
FTTH Fiber To The Home の略称。光ファイバーを使ったインターネット接続のことであり、メタル回線と違って伝送損失の少ないため通信速度が速く、ブロードバンドの本命と言われている。
 電話線などのメタル回線の場合は、各戸の電話線がIDF(中間配線盤)やMDF(主配線盤)と呼ばれる配線盤でまとめられてそこから屋外へ出ていくが、FTTHの場合は、屋外から部屋の中へ光ケーブルを引き入れ、屋内に引き込まれたケーブルをONU(光ファイバーの終端装置)を通じてパソコンのLANカードへ繋げている。
GPIB (HPIB) General Purpose Interface Bus の略称もともとはHewlett Packard社のの社内規格であったHPIBという計測機器用のデジタルバスのこと。現在ではIEEE 488として規格化されている。コンピュータと各種計測機器、周辺装置(ディスク、プリンタ、プロッタなど)を接続して制御するために広く使われている。GPIBでは、最大15台の機器を24ピンのケーブル(8bitデータバス+制御信号)で接続することができ(最大バス長20m)、理論最大転送速度は1Mbytes/secである。バス上の各機器にはアドレスが付けられており、このアドレスを元にして各機器を識別する。各機器はコントローラ(controller)、トーカ(talker)、リスナ(listener)のいずれかの機能を持っている(それぞれを兼用していてもよい)、コントローラはバスの制御を行なったり、各機器へコマンドを送ったりする。トーカはデータをバスへ送出し、リスナはバスからデータを取り込むという役割を持つ。
GPS位置情報 Global Positioning System の略称。アメリカ国防総省の測地衛星からの電波を測定して得られた、自分の位置に関する情報のこと。カーナビが一般的に利用しているシステムであり、数十メートル以内の誤差で位置情報を取得することができる。
gTLD generic Top Level Domain の略称。世界中で使用できるトップレベルドメインのことで、商用をあわわす「.com」、ネットワークをあらわす「.net」、非営利団体をあらわす「.org」などがこれにあたる。gTLDでは、プロバイダや通信会社によってドメインの取得代行のサービスが行われていることも多い。
ISDN Integrated Services DigITal Network(総合デジタル通信網)の略称。すべてのデータをデジタル化して通信する電話回線のこと。最大で毎秒128キロビットの速度での通信が可能である。なお、INSあるいはINSネット64と呼ばれているものは、NTT東日本が提供しているISDNサービスのことである。
IP(Internet Protocol) Internet Protocol の略称。ネットワーク上にある機器の場所の指定や、お互いに接続された複数のネットワーク内での、通信の通り道を決めるための方法を定義している。インターネットは世界中のコンピュータがIPによって相互に接続され形成されている。
IP電話 インターネットのブロードバンド回線を利用した電話のこと。従来の電話では、相手の地域との距離や通話時間によって従量的に課金されていたが、IP電話では全国一律の料金となるところが利点である。最近では各プロバイダによって本格的にサービスが行われ始めている。IPフォンやVoIPとも呼ばれている。
IPv6 Internet Protocol Version 6 の略称。現在使われているIPアドレスでは、IPv4とよばれる 8×4=32ビットの情報量で表現できる数のものであった。しかし、その数では今後足りなくなるおそれがあるため 16×8=128ビットの情報量に拡張したものをIPv6と呼ぶ。
IT Information Technology(情報技術)の略称。コンピュータとインターネットを利用した技術を指すのが一般的である。単なる技術のみの意味ではなく、情報の共有化や取捨選択の技術という意味合いで用いられることも多い。
Java SunMicrosystems社の開発したプログラム言語のこと。機種やOSを選ばずにプログラムを作成、実行することができるため、企業の基幹業務における開発から、i-modeのiアプリまで、さまざまなところで使用されている。なお、Webサイトを閲覧しているときにブラウザ側で実行されるJavaScriptとは別物である。
JPNIC Japan Network Information Center の略称。正式には「社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター」という。「.co.jp」や「.ne.jp」といった汎用JPドメイン以外のドメインの割り当てや管理を行う組織である。JPNICは全国のプロバイダが正会員となって運営に参加している。
Linux 「リナックス」「ライナックス」あるいは「リヌクス」と読む。当時フィンランドの学生だったLinus氏によって作成された、フリーウェアのUnix互換OSである。さまざまなマシンにインストールすることができ、現在では大企業のシステムから個人のサーバまで広く使われているOSである。
NIC Network Interface Card の略称。マシンをネットワークに接続するために使うLANカード、LANボードなどの機器のことを、ひとまとめにNICという。インターネットに接続したり、LANで他のマシンにアクセスしたりするときには、NICを経由して情報のやり取りをしている場合がほとんどである。
OSI参照モデル Open System Interconnection 参照モデル の略称。ネットワークにおけるプロトコルの基本的なガイドラインをまとめたもののこと。異なるOSやマシンの間でもこのガイドラインに従えば通信が可能になるように、プロトコルを機能別に7つの階層にわけてまとめてある。
 OSI参照モデルは下位層より順に、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層と決められている。
PBX Private Branch eXchange の略称。企業などが社内に設置する電話交換機のことであり、部門間などでの内線電話、外線への発信や外からの着信といった、電話機にかかわる業務管理を行うものである。
PC-unix 市販のパソコン上で動作するUnixのこと。商品として売られているSolarisなどや、フリーウェアとして利用できるLinuxやFreeBSDなど、様々な種類がある。近頃では企業のサーバマシンとしても用いられるケースが増えてきている。
SEO Search Engine Optimization の略称。「google」などの検索エンジンの検索結果で目的のWebサイトを上位に表示させるために、様々な手法でWebサイトを最適化する手法のこと。
 検索結果の順位を表示するために、検索エンジン各社はそれぞれ独自のアルゴリズムとデータベースを持っているが、アルゴリズムを研究することで、各検索エンジン向けにWebサイトを最適化して検索結果の上位に表示させることが可能となる。
SSL Secure Socket Layerの略称。ブラウザとWebサーバ間で通信されるデータを暗号化する技術のこと。個人情報やクレジットカード決済情報など、盗まれてはならないデータのやりとりを暗号化できるのでセキュリティ面でより信頼できる。なお、HTTPにSSLを付加したプロトコルをHTTPSと呼んでいる。
TOMCAT
JAKARTAプロジェクトのWEBアプリケーション開発用コンテナ(語源は米海軍グラマンF14戦闘機)。
VPN Virtual Private Network の略称。インターネットのセキュリティを高め、あたかも自分のプライベート回線のように通信する仕組みのこと。専用の機器によってインターネットにデータを送る前に暗号化を施し、さらに許可されたユーザーしかアクセスできないようにすることでセキュリティのレベルを上げる。
 なお、IP-VPNとはプロバイダが提供しているIP内で使用できるVPNのことであり、SSL-VPNとはSSLによる暗号認証を施したVPNのことである。
WEBカメラ インターネットを利用してリアルタイムに画像をユーザーに送る仕組みのこと。ユーザの側はブラウザを使ってカメラの方向や倍率などを変えることができる。大きな利点としては、インターネット上で画像が見られることであり、インターネットに接続できる環境さえあればどこでも画像を閲覧することが可能である。
WWW World Wide Web の略称。世界中に張り巡らされたクモの巣のように、マシン同士がつながりあっている巨大なネットワーク網のことである。WWWとWebは同義である。
W3C World Wide Web Consortiumの略称。Webで利用される技術の標準化や普及を目的として作られた組織のこと。HTMLやスタイルシートといった各種の技術仕様をとりまとめている。
XML eXtensible Markup Lnaguage の略称。インターネットの多様化と普及にともなってHTMLではまかないきれなくなったマシン同士の柔軟な通信手段として活用されている。XMLでは、配信や伝達の情報だけでなく、その情報の構造と意味もあわせて持たなくてはいけないので、多様な業務形態に適用できるという利点がある。
アカウント コンピュータやネットワークを利用する権利のこと。プロバイダや企業のシステムでは、メールや各種サーバといったネットワークサービスを利用するためには、それらのアカウントを取得しなくては利用することができない。また、そのサービスを利用するときに使うユーザ名の意味でも使われている。
アクセスポイント 公衆回線(電話回線やISDN回線)からインターネットに接続する時は、プロバイダが設置した施設にアクセスしてそこからインターネットへ接続するが、この施設のことをアクセスポイントという。市内にアクセスポイントがあれば、通話料については市内料金で接続することができる。
アクセスログ Webサーバが作成または管理する、アクセス情報を中心としたデータのこと。これをもとにして、どのページがどのくらい参照されているか、どのようにページを移動しているか、どのくらいの滞在時間がかかっているかといった詳細な分析を行うことができる。
 現在では、アクセスログを読み込んでさまざまな解析処理をしてくれるソフトウェアやサービスが市販されている。
アップロード FTPでファイルをサーバに転送すること。自分のマシンに保存してあるファイルをサーバに送り届ける作業のことであり、この作業を行うことによってはじめて自分のファイルを他の人々に読んでもらえるようになる。
暗号化 情報の送信をするときに不正な第三者が見ても使用できないものにすること。具体的には、ある約束に従って情報を変化させること。また、暗号化したものは復号化しなくては読むことができない。
 よく使われている暗号方式としては「公開鍵方式」と「秘密鍵方式」がある。インターネットではNetscape社のSSLが使われている。この暗号方式は現在ほとんどのブラウザで対応しており、多くのオンラインショップ等で利用されている。
イーサネット 現在もっともポピュラーなネットワークシステムのこと。LANカードなどが搭載されたコンピュータにイーサネットケーブルを接続し、ハブなどを介することによって他のコンピュータに接続することができる。社内LANからインターネットへ接続するなど、ごく一般的なネットワーク環境の構築に利用されている。
 なお広域イーサとは、イーサネットで使用されているハブを組み合わせて構築した大型ネットワークのことである。
インターネット決済 オンラインショップで買い物をしてインターネットに接続した状態で代金の決済を行なうこと。クレジットカード番号を入力するのが代表的であるが、代金引換や郵便振替など従来のものに加え、最近ではコンビニ決済など決済手段も多様化してきている。
イントラネット 企業内や家庭内で情報の共有ができるように構築したシステムのこと。インターネットに使われているプロトコルと同じTCP/IPを用いている場合が多く、その場合のイントラネット内ではインターネットと同じサービスを使うことが可能である。
ウイルス コンピュータやシステム、データを破壊する、悪意を持って作られたプログラムのこと。ネットワーク等を通じて病気のように広がることから「ウイルス(病原体)」と呼ばれている。
 なお、メールやデータ、コンピュータ本体がウイルスに感染していないかどうかをチェックするのがウイルスチェックソフトであり、ユーザが受送信したメールがウィルスに感染していないかチェックしてくれるサービスがウィルスチェックサービスである。
ギャランティー型サービス 常に一定以上の回線速度を保証された通信サービスのこと。通信サービスの場合どのようなサービスでどの程度の速度保証をするかは、ネットワークやサービスの種類によって異なっている。例えば、PHSでインターネット接続をした場合などは64Kbpsと速度が保証されている。このようなサービスはギャランティー型サービスである。
クッキー Webサーバとブラウザのあいだでやりとりされる、ユーザ情報が書かれたテキストファイルのこと。このテキストファイルはWebサイトにアクセスするたびにユーザのマシンに保存される。実際には、クッキーを有効に活用することによって、オンラインショップのショッピングカートや、Webサイトの訪問履歴などが実現されているケースがとても多い。
 なお、クッキーは当初ネットスケープで提唱されたものだったが、現在ではほとんどすべてのブラウザで対応されている。
クラッキング
悪意をもって他人のマシンやデータを盗み見たり、破壊したりすること。クラッキングをする人のことをクラッカーという。最近ではADSLなどで常時接続されている環境が多いので、クラッキングの危険はさらに高まってきている。
 なお、インターネットでは世界じゅうにネットワーク接続されているので、自分のマシンに価値のある情報が無いとユーザが考えていても、自分のマシンを踏み台にされて他人のマシンの攻撃に利用される可能性がある。
検索エンジン 探したい事柄のキーワードなどを入力すると、関連するWebサイトを探してくれるサービスのこと。サーチエンジンとも呼ばれている。インターネットにあふれる膨大の情報の中から、自分の目的に合った情報を探し出したい時に多く活用されている。検索エンジンを使用しているWebサイトでは「Yahoo!」や「Google」などが有名である。
高速回線 ADSLや光ファイバー(FTTH)など、一度に送れるデータ量が大きい通信回線のこと。ブロードバンドとも呼ばれており、それに対してISDNやアナログ回線など、一度に遅れるデータ量が小さい通信回線はナローバンドと呼ばれている。大きなデータを扱えることから、映像や音楽などの大容量コンテンツをメインとしたさまざまなサービスが想定されている。
IP(Internet Protocol) Internet Protocol の略称。ネットワーク上にある機器の場所の指定や、お互いに接続された複数のネットワーク内での、通信の通り道を決めるための方法を定義している。インターネットは世界中のコンピュータがIPによって相互に接続され形成されている。
コンテンツ Webサイトに書かれている情報の内容のこと、あるいは掲載されている項目や記事などのこと。そのサイトで伝えるべきことや伝えたいことを整理して、明確な形で表現することがWebサイトの作成における大事なポイントである。近年は高速回線など通信環境の面でも恩恵もあり、映像や音楽などの大容量コンテンツが増えてきている。
サーバ ユーザからの要求に対して処理を行い応答を返すマシンあるいはソフトウェアのこと。 種類として様々なものがあり、Webサーバ、メールサーバ、DNSサーバ、ファイルサーバ、プリンタサーバなど多岐に及んでいるが、何らかのサービスを返すシステムというところで基本的には共通している。
サービス サーバプログラムが提供する内容のこと。あるいは企業が提案するプランのこと。Webサービスやメールサービス、ウイルスチェックサービス、ASPサービスなど、意味や業態などを含めて多種多様なサービスが存在する。
 また、Windowsでは起動時に自動で起動するプロセスをサービスという。
サービスパック バグを修正するため、または機能を追加するためのOSアップデートソフトウェアのこと。WindowsNT系OSで対応しているものが多く、これらをインストールしてOSを最新の状態に保つことは、セキュリティの観点からも重要なことである。
常時接続 ダイヤルアップのように一時的にインターネットにつなぐのではなく、マシンが動いている間は常にインターネットにつながっている接続方法のこと。手軽な常時接続の代表としてADSLがある。最近では常時接続を前提としたサービスやソフトウェアなども増えてきており、常時接続環境の需要は今後も増えて行きそうである。
スタイルシート HTMLにおいてレイアウトを定義するためのファイルのこと。ひとつのレイアウト定義を複数のページにまたがって共有することができる。HTMLが文書の論理構造を記し、スタイルシートがフォントや色、背景、テキスト、ボックスなどのレイアウトを記すのが、HTMLの本来的な使われ方である。正式な名称は Cascading Style Sheet であり、略してCSSとも呼ばれている。
セキュリティポリシー 悪意の第三者からマシン内のデータやネットワークを守るためのネットワーク管理における基本方針のこと。どの情報にアクセスできる人間は誰であるか、どの操作まで許可をするのかといった、実際の運用面での観点も含めて規定しなくてはならないものである。
専用線 通信業者から自分専用に借り受けた回線のこと。企業の支社と本社のあいだや、ユーザとプロバイダのあいだなどを専用線でつないだりする。一般の公衆回線とは異なり他人がその回線を利用することがないので、常に一定の高速度での通信が可能である。
データセンター 各種のデータを保管するセンターのこと。耐震性やセキュリティに優れているため、企業のECサイトなどでは顧客データベースなど機密性を必要とする情報をデータセンターで管理することが多い。
 また、インターネットに高速で接続できるようになっているので、Webサイトを構成するファイル自体などを置く場所にも適している。
データベース データを体系的に整理して管理しているソフトウェアあるいは情報そのもののこと。現在ではリレーショナルデータベースシステム(RDBMS)というデータベースが多く用いられている。これは、管理される情報をすべて2次元の表としてあらわし管理しているシステムのことである。Oracle社のOracleやIBM社のDB2、Microsoft社のSQLServerなどが有名である。
ドメイン インターネット上の住所をわかりやすい単語で置きかえたもの。本来このインターネットの住所には、マシンが判別できる住所のような数字が付けられいるが(この数字をIPアドレスという)、人間が覚えやすいものではないため、その住所を文字で表現し直したものがドメイン名である。
 例えば、メールアドレスで言えば“×××@△△△.co.jp”といった形をとり、URLでは“http://www.△△△.co.jp”といった形になる。ここで“jp”は日本を、“co”は一般企業向けのドメイン名であることを、△△△は基本的にその企業の名前を意味している。なおサブドメインとは、ドメインを更に細かく区分けするためにつけるドメイン名のことである。
トラフィック 通信における流れている情報量のこと。ネットワークの許容量を越えたデータを流すとネットワークトラフィック(渋滞)をひきおこすことになる。それが原因で通信が不安定になったり、通信不能におちいったりすることがある。
トンネリング技術 通信を外部の第三者から見えないようにして隠蔽する技術のこと。トンネルのように外からでは何も見えないことが名前の由来であり、漏れてはいけない機密性の高い情報をあつかうときに主に用いられる。
なりすまし 他人のIDやパスワードを勝手に取得・利用して、不正な取引をしたり迷惑を掛けたりすること。勝手ににクレジットカードを利用されるなど経済的な被害を受けることもあるため、なりすましを予防するためにも常にセキュリティ環境を整えてデータを管理することが重要である。
バーチャルマーケット インターネット上に作られたショッピングセンターのこと。モールとも呼ばれる。商店街やデパート、市場などをインターネット上に表現したものであり、ユーザはここで自分の欲しいものを選びながら、オンラインショッピングを楽しむことができる。
ハウジングサービス ユーザが用意したサーバをデータセンターのような回線設備が整った環境に設置するサービスのこと。環境を自分で設定できるため、サーバの容量や動かすプログラムの制約などが無く、好きなように設定することができる。
パケット ネットワーク上でデータを受け渡しする際に使われる、小さく分割された単位のこと。大きなデータを送るときにすべてをひとまとめにして送ると、他のデータが割り込めなくなってしまう。そのため、データは適度な大きさに細分化されてネットワーク上を伝送されることになる。データをパケットに分けることで、ネットワーク全体の効率は向上する。
バックアップ 紛失や誤消去に備えて、マシンの中のデータをMOやCD-Rなど別の記録メディアで保管しておくこと。大事なデータをバックアップしておくことによって、マシンがクラッシュ(壊れて)してしまったときなどに、もとの状態に復元することができる。
バックボーン ネットワークにおいて基幹となる主要回線のこと。インターネットの場合では、プロバイダが他のネットワークに接続するための回線をバックボーンと呼ぶことが一般的である。大局的に言えば、バックボーンとは通信局間の回線だと見なすことができる。
光収容 自宅からNTT局の間に光ファイバーを使用している場合のこと。例えば、電話局から建物までを光ファイバーで、建物の中がメタル回線(銅線)になっている場合などは光収容に該当する。光収容の場合ではADSLのサービスを受けることができないので注意が必要である。
ファイアーウォール LANなどの社内ネットワークや個人のコンピュータなどの閉じられたネットワークと、インターネットへの入り口の間に、いろいろな機器やソフトウェアを設けて、決められた情報しか入ってこられないようにするソフトウェアまたはハードウェアのこと。インターネットのセキュリティを高めるのに非常に有効である。
フォームメール Webサイト上のフォーム欄に入力した内容を、指定したメールアドレスへ送信できるメール機能のこと。フォーム欄は目的用途に応じてカスタマイズをすることができる。アンケートや感想を受け付けたり、問い合わせ用の窓口などを作成したりする場合に使用されている。
ブラウザ Webサイトを閲覧するためのソフトウェアのこと。代表的なブラウザとして、マイクロソフト社の「Internet Explorer」とネットスケープ社の「Netscape Navigator」がある。他にも「Opera」「Mozilla」「Amaya」など様々なブラウザが存在する。
 ブラウザは送られてきたHTMLファイルを解釈して、Webサイトを表示する。ブラウザによってはHTMLなどの解釈が細かいところで異なっているので、Webサイトの見え方や動きが違っていることがある。
ブロードバンド ADSLや光アクセスなど、放送や通信にも利用される高速の通信方法のこと。ブロードバンドに対して、従来のような56kや64kといった速度の通信回線をナローバンドという。ブロードバンドを前提としたサービスも増えてきており、今後インターネットはますますブロードバンド化していくといわれている。
プロキシサーバ Webサイトを見るときに使われる代替サーバのこと。Webサイトへアクセスしたときの応答性を向上させたり、LAN環境からインターネットへアクセスするときのセキュリティを確保したりできる点がメリットである。
プロトコル ネットワーク通信を行う際に共通でつかわれている約束事のこと。データやメール、メッセージ等のやり取りをするときに、必要な手順や方法を取り決めておかないと通信を行うことができない。インターネットではTCP/IPというプロトコルが使用されている。
プロバイダ インターネットに接続するときの入り口を提供する組織のこと。基本的に、インターネットに接続するときにはプロバイダとの契約が必要になる。ユーザは電話回線を用いて、契約したプロバイダのサーバを経由してインターネットを利用することになる。メールアドレスはそのプロバイダ固有のものを使う。
 正式にはインターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)というため、略してISPとも呼ばれている。
ページビュー Webサイトのアクセス単位のこと。PageViewの頭文字から、PVとも呼ばれている。あるWebサイトのある1ページにアクセスすると、それで1ページビューがカウントされたということになる。
ペイパービュー 見た分だけ課金されるコンテンツ
ベストエフォート型サービス 最大の数値が決められているが、回線速度が保証されているわけではない通信サービスのこと。例えばADSLやケーブルテレビ(CATV)は、上限の数値がきめられているが、基地局との距離や同時接続するユーザ数によって回線速度は変わってしまう。このようなサービスをベストエフォート型サービスという。
ポータルサイト さまざまなWebサイトにおける入り口的な扱いのサイトのこと。一般的には、なんらかのジャンルにおいて、多種多様な情報を1つに束ねる役割を果たしており、ユーザーがそこを入り口として多くの情報やサービスを容易に引き出せるように工夫されたWebサイトがポータルサイトと言われている。代表的なポータルサイトとしては「Yahoo!」や「楽天」などが有名である。
ポート番号 インターネットでWebサイトを見たりメールを送ったりというサービスを行なう際に、サーバがそれぞれのサービスに振り分けている番号のこと。インターネットにつながったコンピュータはその番号を確認することで、他のコンピュータとデータのやり取りをおこなっている。
ポートフィルタリング ポート番号によってネットワーク上での通信を許可あるいは禁止すること。主にファイアーウォール上やルータ上で動いている機能であり、これによってポートスキャンの攻撃を避けることもできる。プロバイダによってはポートフィルタリングのサービスを行っているところもある。
ADSL(ホールセール) Asymmetric Digital Subscriber Line (非対称デジタル加入者線)の略称。一般のアナログ電話回線において、音声通話には使わない周波数帯を利用する通信方法のこと。一般の電話回線で利用している電話線(メタル回線)を利用したサービスであるが、電話回線との共有ができる上に、導入に際して大がかりな設置作業が必要なくコストも掛からないので、手軽にブロードバンド導入できる事から飛躍的に普及が進んでいる。
 なお、ADSLのサービスには2種類があり、タイプ1と呼ばれているものがADSLと電話回線共用タイプのサービスであり、タイプ2と呼ばれているものがADSL専用サービスである。
 また、ホールセールとはプロバイダが通信キャリアから回線を借りてサービスを行っている形態である。
保安器 ユーザ宅内に接続された様々な装置を、落雷から保護するための機械のこと。自宅やマンションなどに電話線を電信柱から引き込む際に、落雷などによる強力な電磁波から家庭の電話機を保護するために、自宅やマンションの外壁などにはヒューズボックスが設置されている、これが保安器である。
ホスティングサービス Webサーバやメールサーバをレンタルするサービスのこと。ユーザー自身でメールやWebサイト公開用のマシンを用意・運用する代わりに、レンタルサーバを利用して電子メールやWebサイト公開を行うことができる。ドメインの取得代行など別サービスが含まれていることもある。
ホスト ネットワークの中心となる大型のコンピュータのこと。あるいはIPアドレスを持っているマシンのこと。インターネットにおいては主にWebサーバのことを意味している。
ホットスポット 公衆のエリアで無線LANサービスが提供されている場所のこと。主に喫茶店やレストラン、空港、駅、ホテルなどでサービスが提供されており、その場所では無線ネットワーク対応のLANカードなどを搭載したモバイルマシンからインターネットに接続することができる。
Mac アップル社によって開発されているOS、マシンのこと。MacOS、Macintoshと呼ばれているものも同じである。主に、画像作成、マルチメディア作成などクリエイティブな仕事においては、昔よりユーザから使用されつづているマシンである。
ミラーサイト あるWebサイトとまったく同じ内容を表示するWebサイトのこと。ミラーサイトを設置することによって、本来のWebサイトを表示させているWebサーバの負荷を分散させることができる。ミラーサイトが存在するサイトの場合には、本来のWebサイトとミラーサイトの両方を表示させてみて、より速くページが表示される方を見るようにすると良いだろう。
メールアカウント コンピュータやネットワークを利用する権利のこと。プロバイダや企業のシステムでは、メールや各種サーバといったネットワークサービスを利用するためには、それらのアカウントを取得しなくては利用することができない。また、そのサービスを利用するときに使うユーザ名の意味でも使われている。
メールサーバ 電子メールの受配信を行うためのサーバのこと。相手のメールアカウントのあるサーバまでメールを配信したり転送したり(転送メール)、管理するユーザのメールを受け取ったりするSMTPサーバと、受信メールをユーザの要求に応じて配信するPOPサーバに分類される。大企業のように大きな規模でメールを扱わない限り、ひとつのマシンで両方の機能を利用することが多い。
 なお、POP before SMTPとは、メール送信前に必ずPOPサーバによってユーザーの認証を行うシステムのこと。これよにって送信側を特定し、発信元を偽った迷惑メールの送信を無効にすることができる。
メンテナンス システムの保守や運営の維持などのこと。規模の大きさによってメンテナンスの意味する作業も異ってくる。PCの場合には、データのバックアップをとったり不要なファイルを捨てたりといった作業をメンテナンスという。
リクエスト ユーザからサーバへ送られる要求のこと。Webサーバにリクエストを送ると、レスポンスとしてファイルの内容が送られてくる。ブラウザでWebサイトを見ようとするときには、ブラウザはWebサーバに対してある形式に従ったリクエストを送っている。その返答として、HTMLファイルやGIFファイルといったレスポンスを受けているのである。
リモート操作 通信回線などを利用して、別の場所から目的のコンピュータを遠隔操作すること。マシンにリモート操作用のソフトウェアをインストールして設定しておけば、遠く離れた場所からインターネットを経由してマシンを操作することも可能である。
ルータ セキュリティ機能やネットワーク間のデータのやりとりをする機械のこと。ハブの機能に加えて、ネットワーク同士を接続するための中継地点として機能する。あるネットワークから別のネットワークへ情報を渡すときに、ルータは適切な経路を選択して情報の受け渡しをしている。
 インターネットの場合では、複数のルータを経由して相手先まで要求が届くことになる。経由したルータの数をホップ数という。
レンタルサーバ サーバの一部あるいはマシン1台すべてを貸し出すサービスのこと。ホスティングサービスと同じ意味で使用されることもあるドメインの取得や各種機能は使用者が設定しなくてはならない場合が多いので注意が必要である。
ログ ユーザのアクセス情報やデータの入出力情況などを記録したファイルのこと。ログにも種類があり、エラーを記録したログはエラーログといい、ユーザのアクセス情況を記録したログはアクセスログという。
 特にWebサーバにおいて、サーバが記録したユーザのアクセス情報をアクセスログという。また、生ログとは情報を加工していない生のままのアクセスログのことである。なお、ログ解析を簡単に行うことができる市販ツールやサービスも多くある。
ワクチン コンピューターウイルスを駆除するプログラム
  copyright System Revolution Japan co,ltd.